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CADと一言にいっても色々な種類があります。それはメーカーによる見栄えの違いや、機能の有無ではなく、 根本的な操作方法の違い、使用用途の違いにつながるものです。
使用用途の違いとして、専用CADと汎用CADがあり、
それと関連した操作方法の違いとして手書き感覚と指示感覚
に分けられるでしょう。
ちなみにAutoCADは汎用CADで指示感覚のCADです。その汎用性とCADらしい操作性からCADの教材用に使われているかどうかは知りませんが・・・CADの代名詞のような有名さです。
しかし、専用CADでない為、それぞれの用途に適した操作は出来ません。
特に部材挿入の機能が弱いと思われ、購入時に部材は付いていません。
専用CADは使用用途が定まっている為、決まった図形を自動作図できるように成っていたり、
部材が購入時に付いているので、図面を書くというよりパーツを組み合わせていく感覚で作図ができてしまいます。
レイヤもあらかじめ用意されているものもあり、その管理も分かりやすい・・・んじゃないでしょうか?
挿入した部材等を管理し、使用材料を数え見積書を作成してくれたり、図面記号を自動挿入してくれる機能もあったりするらしいです。
もちろん、それらの機能は作るメーカによって異なりますが、基本的に使用用途が特定されている為、
そこで使用するであろう事、必要とされる機能はあらかじめ備えており、
それがそのCADの売りとなるわけです。
操作性で見ると手書き感覚で書けるCADと指示を与える感覚で書くCADがあります。
手書き感覚で有名といえばJW CAD(HO CAD)でしょう。手書き感覚のCADの特徴というのは鉛筆(シャーペン)をマウスに持ち変えた感覚で使えるということです。
つまり右手一本で図面が書けるように作られているのです。
オブジェクトのプロパティや座標などの細かな設定がないため理解しやすいのでしょう。
ドラフターをモニターに、鉛筆をマウスにして図面を書いているといった
感じで使えるのです。
AutoCADを使ってみれば分かると思うが、AutoCADはこの特徴から大きく外れています。
特にAutoCADの特長と思えるのがコマンド入力です。アイコンを一切表示しなくても、キーボードからのコマンドラインで製図できてしまいます。
だから、AutoCADを使うときは、右手にマウス・左手にキーボードがなくてはなりません。
設定の数、特に寸法の設定は少なくありません。
それは、とても手書き感覚とはいえないものです。CADに指示を与え、図面を書くという感じになります。
そのため>指示の与え方を知らねばならず、それがわからないうちは非常に使いにくいわけです。
このように、おなじCADでありながら、根本的な部分は異なったものがあります。
身近なアプリケーションでたとえるならワードとエクセル(一太郎と三四郎)的な違いです。
ワードもエクセルもともに文字を書き、印刷することができるソフトです。
しかし、人によって同じものを作るにもかかわらず別のものを使っています。
図面を書くのだから手書き感覚で使いたいという人もいれば、
CADで書くのだから必ずしも手書き感覚である必要はなく、むしろ機能が多い方がいいという人もいるわけです。
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更新日時:2006/05/02